【1/8~1/14】異質な組み合わせ、名古屋メシの特徴

【1/8~1/14】異質な組み合わせ、名古屋メシの特徴

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「経済ニュースを毎日チェックする時間がない」「先週何があったのか、さくっと知りたい」。日々を忙しく過ごす20~30代のビジネスパーソン向けに、朝日新聞デジタルが配信した先週の経済ニュースをまとめました。経済報道の現場をみつめる朝日新聞経済部長からのコメントとあわせてお届けします。 

先週(1月8日~1月14日)の主な経済ニュース

■企業の「お値段」、取り残される日本 米トップ3社>日本全上場企業(1月10日)

グーグル本社=2019年5月、アメリカ・マウンテンビュー市、写真はいずれも朝日新聞社
グーグル本社=2019年5月、アメリカ・マウンテンビュー市、写真はいずれも朝日新聞社

企業の「お値段」を示す時価総額の上位の顔ぶれが変わってきています。コロナ禍でのデジタル化の進展でアメリカの巨大IT企業が上昇し、アップルは一時、世界で初めて3兆ドル(約345兆円)を超え、脱炭素の流れをつかんだ電気自動車(EV)のテスラも急成長。1月7日時点の世界ランキングで、日本のトップのトヨタ自動車は29位の0.32兆ドル(約37兆円)。1兆ドルを超える企業もあるアメリカ勢との差は大きいです。記事はこちら

■みずほFG社長に木原正裕氏が昇格へ 引責辞任する坂井氏の後任(1月11日)

みずほ銀行の看板=2020年3月、東京都内
みずほ銀行の看板=2020年3月、東京都内

みずほフィナンシャルグループ(FG)は、みずほ銀行の一連のシステム障害で4月1日付の引責辞任を決めた坂井辰史社長(62)の後任に、木原正裕・執行役(56)を昇格させる方針を固めました。1月17日に開く取締役会で正式決定する予定です。1月10日、社外取締役からなる指名委員会で決めました。記事はこちら

■東証最上位のプライム市場、1841社でスタート 1部の約8割移行(1月11日)

東京証券取引所=2021年12月、東京都中央区
東京証券取引所=2021年12月、東京都中央区

東京証券取引所は1月11日、いまの5つの市場を3つに再編する4月の再編を前に、上場企業3777社の移行先を公表しました。最上位のプライム市場には東証1部の約8割にあたる1841社が移りますが、現時点で上場基準を満たせず、経過措置の制度を使って移行する企業も含まれます。記事はこちら

■経済成長、2022年は「著しく減速」 世界銀行が指摘するリスク(1月11日)

新型コロナウイルス対策の外出自粛や営業停止により、人通りのなくなった衣料品店街=2020年4月、ブラジル・サンパウロ
新型コロナウイルス対策の外出自粛や営業停止により、人通りのなくなった衣料品店街=2020年4月、ブラジル・サンパウロ

世界銀行は1月11日に発表した最新の経済見通しで、2022年の世界全体の成長率が2021年の前年比5.5%から同4.1%へと「著しく減速する」と予測しました。コロナ変異株の急速な広がりと物価上昇の影響などを受け、新興・途上国を中心に「『ハードランディング』(急激な落下)のリスクが高まる」とみています。記事はこちら

■きしめんにあんこ、新感覚の名古屋メシ ヒントは福岡の「ごろし」(1月11日)

冷やしきしめん=2020年8月、愛知県豊橋市
冷やしきしめん=2020年8月、愛知県豊橋市

「きしめん」と「あんこ」。名古屋で愛されてきた「食」を組み合わせたデザートが、名古屋市のきしめん店の名物となっているようです。異色のコラボを実現させた「究極の名古屋メシ」とも言えそうですが、そのヒントは、福岡県のある郷土料理にありました。記事はこちら

■脱サラ→起業失敗でも失業手当 資格期間が4年に延長(1月12日)

失業した元会社員が再就職先さがしをする代わりに起業した場合、雇用保険の失業手当を受ける資格を4年間持ち続けられる特例が新設されます。起業家やフリーランスなどの個人事業主に転じて再出発して、うまくいかずに再び失業した人が対象になる見込みです。1月12日に厚生労働省の審議会でまとめた報告書に盛り込まれました。今国会に雇用保険法の改正案が提出される見通しです。記事はこちら

■ネット履歴の提供、同意が義務に? 総務省方針に経済界は猛反発(1月13日)

総務省の看板=2021年7月、東京都千代田区
総務省の看板=2021年7月、東京都千代田区

インターネット利用者の閲覧履歴をサイトの運営者が広告会社など第三者に提供する行為に、本人の同意は必要か――。利用者の関心にあわせて中身を変える「ターゲティング広告」に欠かせないこの仕組みについて、総務省は本人同意を必要とする法改正を1月17日からの通常国会で目指しています。ただ、経済界からは強い反発が出ています。記事はこちら

 

経済部長から「異質な組み合わせ、名古屋メシの特徴」

◎注目ニュースは「きしめんにあんこ、新感覚の名古屋メシ(1月11日)」

愛知県のソウルフードともいわれる「きしめん」ですが、近年はきしめん離れも起きているようです。ラーメン類に人気が集まるという消費者側の事情もありますが、作り手が減っているという供給側の事情もあるようです。高い製麺技術が求められることが一因とされています。

うすい麺は、力加減を間違えればちぎれてしまう。生地も大きく広げてから、きちんとたたんで切る必要があり、手間もかかる。家族経営のお店では、コストパフォーマンスが悪いようです。こんなデザートきしめんを考案して提供するのも、きしめんの活性化を願ってのことなのかもしれません。

このお店の近くには、有名な「喫茶マウンテン」があります。あんこや生クリームの乗ったパスタや激辛かき氷といった仰天メニューが満載です。異質な組み合わせというのも名古屋メシの特徴のひとつかもしれません。

(朝日新聞名古屋本社経済担当部長・海東英雄)

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