22歳で執行役員→辞めて起業したベンチャー専門就活サイトって?【ハッシュタグZ】 #10月9日放送回

22歳で執行役員→辞めて起業したベンチャー専門就活サイトって?【ハッシュタグZ】 #10月9日放送回

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ABCラジオ「リアルをぶつけろ!ハッシュタグZ!」とbizbleがコラボ! 今回は「話題のあの人にリアルをぶつけろ!ハッシュタグ出演依頼!」のコーナーをお届けします。

ABCラジオ「リアルをぶつけろ!ハッシュタグZ」は毎週土曜22時~23時に放送中の、Z世代が自分たちの目線で物事を深掘りし、それぞれのテーマについて討論する番組です。

10月9日放送回の「話題のあの人にリアルをぶつけろ!ハッシュタグ出演依頼!」のコーナーには、ベンチャー企業に特化した就活サイト「チアキャリア」を運営する株式会社Cheerの平塚ひかる代表取締役が出演。

出演者の阿久津愼太郎さん(26)、田中雅功さん(19)、蘓武星香さん(20)の3人と、平塚さんの変わったキャリアや就活の心得などについて語り合いました。

出演者

※以下、いずれも敬称略

阿久津愼太郎(あくつ・しんたろう)

1995年生まれ。K-POP、ジャニーズ、地下アイドルなど、あらゆる男性アイドルを推すヲタクYouTuber。国内外の現場に通うフットワークの軽さや冷静な分析力は、ほかのヲタクからも支持されている。イベントMCとしても活動中。

田中雅功(たなか・がく)

2002年生まれ。東京都出身。フォークデュオ「さくらしめじ」としてアーティスト活動の他、小説家としても活動中。

蘓武星香(そぶ・せいか)

2002年生まれ。青森県出身。ダンスボーカルグループ「#ME*」(タグミーウインク)のメンバー。特技は書道。

 

大学2年で就活開始、在学中にベンチャー入社

阿久津愼太郎(以下あくにゃん)
簡単にご経歴を教えていただけますか。

平塚ひかる(以下平塚)
はい、ありがとうございます! 立教大学在学中に人材系のベンチャー企業に入社して、すぐに売上トップになりました。その後、入社3カ月、22歳の時に最年少で執行役員になりました。その後、セールス、マーケティング、人事、広報とかいろいろやって取締役になりました。そのタイミングで出産して、コロナ禍の2020年7月に起業して、今に至ります。

(右奥から時計回りに)阿久津愼太郎さん、蘓武星香さん、田中雅功さん、モニターに映っているのが平塚ひかるさん。左奥は番組ディレクター
(右奥から時計回りに)阿久津愼太郎さん、蘓武星香さん、田中雅功さん、モニターに映っているのが平塚ひかるさん。左奥は番組ディレクター

田中雅功(以下がっくん)
人生の全てを経験してますね。

一同
(笑)

あくにゃん
ね、USJばりに詰め込まれてる(笑)。立教大学にいる間からいろいろ活動されていたということですか。

平塚
そうです。今だから言える話ですけど、講義の後ろの方でめっちゃテレアポとかしてました。

一同
えぇー!

あくにゃん
講義の後ろの方って不真面目な人だけがいるんじゃないんだ(笑)。もともと自分で会社を立ち上げるつもりだったんですか?

平塚
全くなかったですね。大学1年生の時とか、本当ちゃらんぽらんでしたね(笑)

がっくん
どのタイミングで起業しようとなったんですか?

平塚
大学1年生の時、働きたくないというか、何をしたらいいのか全然分からなくて。いろんな業界があるけど、何も知らないじゃないですか。就活って先輩たちが必死にやってるけど、「え。私、何やるんだろう」みたいな。まずいろんなことを知りたいということで、大学2年生の時に、実は2個上の先輩たちと同時に就活を始めてるんです。

一同
へぇ~!

平塚
そこで、就活のあり方に疑問を感じて。そのときに一番身近に感じることのできた社会的課題、日本のおかしさみたいなものが就活で、じゃあこれを解決しにいこうと思いました。

あくにゃん
へぇ~。

蘓武星香(以下蘇武)
すごい!

がっくん
ってことは、今の僕や蘓武さんと同い年の時から就活を始めてたってことですよね?

平塚
ですね。

 

営業で重要な「お客様のためになる」という信念

あくにゃん
入社してからも活躍されていますよね。22歳で執行役員になったのは、何が評価されたんですか。

平塚
完全にセールスでの実績です。売上金額と受注実績ですね。

あくにゃん
成績だけで評価される会社って、僕からしたらちょっと怖いんですけど。そこはどうですか。

平塚
セールスで結果を出せた要因は、会社の理念やビジョンに自分が一番マッチしていたからです。会社のサービスの方向性とかを、良いものですって言い切れるのが強かったと思います。

あくにゃん
営業のコツってあるんですか。

平塚
お客様が求めているもの、もしくは気づいてないけどあったらいいなというものを提供するのがセールスで、その対価としてお金をもらいます。ただ、ノルマや目標があると、そこをおろそかにしちゃう営業マンって意外と多いんです。そこでブレずに、これはお客様のためになるんだという信念を持っているかどうかは、営業において重要なポイントだと思います。

がっくん
数字を気にしないことが、逆にセールスにつながるんですね。

平塚
そうです、そうです。時には断ったりしてました。これを頼むならウチじゃないですよとか、あっちのほうがいいですよとか。

一同
へぇ~。

あくにゃん
コメント欄に「営業マンって大変なイメージ」と来ています。やっぱりそうなんですか? 平塚さんも当時は寝る間も惜しんで……みたいな感じだったんですか?

平塚
私、もともとショートスリーパーなんです。私が先輩たちの経験に勝てるのは、若さと時間をかけられることだと思って、ガツガツやっていました。でも、実は日本の6割の仕事が営業とも言われていて。学んでおいて損はないというか、今の人生の糧になっていると感じます。

がっくん
22歳で最年少役員になられたということですが、役員って何をされるんですか?

平塚
いろんなポジションの役員があります。責任を持って見る部分がお金関係、セールス関係、マーケ関係というように分かれています。総じて言えるのは、成果を出す人のことだと思います。約束した数字以外にも、顧客、社会、市場、従業員とかがあるわけです。彼らに対して宣言したことに対して、約束を守って、実現することが成果を上げるってことです。

あくにゃん
最初の会社は若い社員が役員になるのが当たり前なカルチャーなんですか。それとも周りの社員さんは「え、何あいつ」みたいな感じなんですか。

平塚
後者ですね(笑)

あくにゃん
なんか意地悪言われそうじゃない?

蘓武
確かに! 言われそう。

平塚
今、思い返すと、いろいろあったかなと思います。ただ、前職には感謝していて。入社3カ月目の社員を役員にするって、相当勇気がいると思うんですよ。私が3カ月で役員になれば、9年目とか10年目の先輩たちは「は?」ってなるじゃないですか。それを覚悟の上で役員にしてくれた役員陣は本当にすごいと思っていて。だから、起業した今の会社でも、出る杭を伸ばすみたいな、若手の挑戦を後押しする文化を作ると決めています。

 

「ベンチャーの世界知り、表情変わる瞬間」増やしたい

あくにゃん
2020年7月に独立されて、就活サイト「チアキャリア」を運営されています。こちらのサービスについて教えて下さい。

平塚
年間10万人くらいの学生が利用する、ベンチャーの成長企業と出会える就活サイトです。マッチング率が非常に高くて、おもしろい社長と出会えたり、ここにしか掲載していない企業があったりします。

あくにゃん
ベンチャー企業って大手の逆で、できたばかりの会社のことですか。

平塚
一律に年数や従業員数で分けてはいないんです。ただ、利用していただいているのは従業員300人以下の企業が多いです。「幹部候補がほしい」「社長の右腕になる人材がほしい」「新卒を採用して会社をいかに伸ばすか」みたいな攻めた姿勢の社長さんたちに使っていただいています。

あくにゃん
今の子って公務員や大手志向が強いイメージがあるんですけど、ベンチャーも人気なんですか?

平塚
いや、人気というわけではないですね。ただ、ベンチャーが嫌だというより、知らないと答える子が多いです。だから社長さんやイケてる社員さんに出会うと、「こんな世界があったんですね」って顔つきが変わる瞬間があるんですよ。これをいかに増やせるかが私たちのミッションだと思っています。

がっくん
確かにベンチャーって言葉はよく聞くけど、説明してる人も少ないし、働いてる人と出会う機会もあまりないから。

蘓武
深くは知らなかったです。

あくにゃん
芸能事務所もほぼ大手企業だもんね。ベンチャーではないよね。毎年、新卒採るし。

がっくん
サービスを利用する就活生は、どんな人が多いんですか?

平塚
成長志向のある就活生が集まってきます。ゆくゆくは起業したいとか、自分で事業を作れるようになりたいとか、実際にもう事業をやっているとか。

あくにゃん
そういう人たちは結局、数年後には退社してしまうんですか。

平塚
企業の文化と本人によりますね。もともと起業すると言っていた人が、その会社の役員になることもあります。起業するつもりだったけど、会社の中で実現できると考えることもある。自分が持っていた理念やミッションと、入った会社のそれが同じなら、独立せずにそこで活躍するという方もいますね。

 

就活の面接で受け身はダメ。ガンガン質問すべき

がっくん
就活生として意識しておいた方がいいこと、就活のためにやっておいた方がいいことってありますか。

平塚
就活が始まってから、初めて企業分析や自己分析をする人が多いんです。これは日本のキャリア教育の問題ですが。ただ、価値観は人それぞれです。私たちはベンチャーに特化してやっていますが、「ベンチャーに行け、大手に行くな」なんて1ミリも思っていません。むしろ、どちらも知った上で、自分らしいキャリアを選びなよという話をしています。なので、自分の価値観に基づいて、早いタイミングで物事の優先順位を考え始めて下さい。それでも分からないことはあるはずなので、いろんな人に話聞きまくるのが大事だと思います。

がっくん
この人に話を聞いてよかった、という経験はありますか。

平塚
大学2年の時に、大手もベンチャーも、いろんな社長に話を聞きまくりましたね。すると、ベンチャーだからこう、大手だからこう、という枠に分類されない企業がたくさんあると気づきます。自分の足で稼いで、その企業をいいと思うか確かめることはすごく大事だと思いました。

あくにゃん
最初の会社に入ると決めた理由は何だったんですか。

平塚
自分の進みたい方向と会社の方向性が一致していたこと。あとは、誰の隣に机を置くかを自分で選べたのが結構重要ですね。

がっくん
入社前と後でイメージとのギャップはありましたか。

平塚
めちゃめちゃありました。課題だらけで。でも、このメンバーで解決していこうって思えたから、辞めようとはなりませんでした。

蘓武
社長さんたちにはどうやって話を聞いたんですか。

平塚
質問をガンガン投げつけてました。面接って、自分が選考される側だと受け身になってしまう学生もいます。でも、あくまで自分の人生じゃないですか。自分にも選ぶ権利がもちろんあって、面接先の会社とは対等な関係なんですよね。その上で、ファーストキャリアは大事なので、「こんなこと聞いちゃダメかな」とか思わずに、気になることをどんどん聞けばいいと思っています。そこで、課題がない会社なんて絶対ないのに、課題を隠したり、本音でしゃべってくれてないと感じたりした時は、そこまでの会社だなって私は辞退してました。失礼だと思われたかもしれないですが、自分はこういう信念があって、こういう会社に行きたいから聞くんです、と前置きをした上でどんどん聞いていました。離職率とか、会社のダメだと思うところとか。

一同
えぇー。すごい。

蘓武
勇気がないとあんまり聞けないですよね。

平塚
その会社に落ちたからって人生終わるわけではない、というところが大きいかな。

あくにゃん
内定持ってないと、そんなにガツガツいけなさそう。

一同
(笑)

あくにゃん
最後に、お知らせはありますか。

平塚
私たちは就活サイトをやっていますが、単なる採用屋で終わらないと決めています。日本ってキャリア教育がないので、優秀な人材を集めるだけじゃなく、育成して輩出することをやりたいと思っています。そのためにビジコン(ビジネスコンテスト)とか事業家創出とか、教育をかなりやっているんですよ。なので、セールスやマーケティングを学びたいとか、DX(デジタルトランスフォーメーション)って何とか、ビジネスに関する分からないことがあれば、チアキャリアに登録していただいて、いろんなイベントを見てもらえたらうれしいです。

bizble編集部より

bizbleでは不定期で「ハッシュタグZ」の出演依頼のコーナーを記事化します。番組はLINE LIVEでも生配信しています。

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