【9月おすすめ本紹介5冊①】2040年の未来予測やデジタルエコノミーの罠、どう考える?

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本の要約サービス「flier(フライヤー)」とbizbleがコラボ。日々の生活が豊かになるような、ビジネスパーソンにおすすめの本を紹介します。

数学的思考トレーニング

レビュー

仕事でもプライベートでも、正解のない問題に突き当たることはいくらでもある。むしろ正解のある問題のほうが希少だ。「正解探し」に疲れてしまったビジネスパーソンも多いだろう。

本書を読めば、そんな状況を打破することができる。売上低下の原因はどこにあるのか。できる営業パーソンになるにはどうしたらいいのか。休日の家族サービスや人間関係のあれこれで疲れてしまった。こうした「正解」のない問題にいかに答えを出すかを教えてくれるのが、本書のテーマである「数学的思考」だ。

「数学的思考」といっても、難解な理論が登場するわけではない。本書に出てくる数式は、「男+女=恋」のような四則演算を使ったシンプルなものばかりだ。逆に言えば、ぼんやりとした形のない事象を捉えて四則演算を使ってシンプルに表現できなければ、それをどう扱っていいのかわからず、答えを導き出すことはできないということなのだろう。本書では、「数学的思考」自体も四則演算でシンプルに表現され、演習問題を一緒に解きながらステップバイステップでその本質を理解できるようになっている。

著者曰く、「答えは探すものではなく自ら作るもの」。自分で出した答えが「正解」かどうかはわからない。しかし、ひとたび自分で納得のいく答えを出したなら、行動に移せる。行動できるということは、前に進めるということだ。「数学的思考」は、自ら答えを出さなければならない世界で生きる人のための良き案内役となるだろう。

要点

本書における「数学的思考」の定義は、「数学をするときに頭の中でする行為」だ。数学的思考法を学ぶと、自分の納得のいく結論を出せるようになる。

「数学的思考」は5つの概念が組み合わさったものだ。数式で表すと、「数学的思考=[定義]×[分析]×[体系化]=[定義]×[(分解)+(比較)]×[(構造化)+(モデル化)]」となる。

数学は定義がなければ始まらない。定義が変われば議論は根本から変わってしまう。この考え方を応用すれば、定義次第で人生を大きく変えられる可能性もあることがわかる。

著者

深沢真太郎(ふかさわ しんたろう)
ビジネス数学教育家。数学的思考ができるビジネスパーソンを育成する「ビジネス数学」を提唱し、延べ1万人以上を指導してきた教育の第一人者。日本大学大学院総合基礎科学研究科修了。理学修士(数学)。
予備校講師から外資系企業の管理職などを経てビジネス研修講師として独立。大手企業をはじめプロ野球球団やトップアスリートの教育研修を手がける傍ら、SMBC、三菱UFJ、みずほ、早稲田大学、産業能率大学などと提携し講座に登壇。その独特な指導法は「史上最強にわかりやすい」「数学的な人財に変身させる」と好評。さらに指導者育成を目的とし、「ビジネス数学インストラクター制度」をプロデュース。数字や論理的思考に強いビジネスパーソンの育成に努めている。
テレビ番組の監修やラジオ番組のニュースコメンテーター、ビジネス誌の記事監修などメディア出演も多数。著作は国内累計20万部を突破。実用書のほか作家として小説も発表しており、多くのビジネスパーソンに読まれている。

BMコンサルティング株式会社 代表取締役
一般社団法人日本ビジネス数学協会 代表理事
国内初のビジネス数学検定1級AAA認定者
国内唯一のビジネス数学エグゼクティブインストラクター

出版社

PHP研究所

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