学校の悩み、大人に相談する? しない? いじめ問題、どう思う?【ハッシュタグZ】 #8月28日放送回

学校の悩み、大人に相談する? しない? いじめ問題、どう思う?【ハッシュタグZ】 #8月28日放送回

オフタイム

ABCラジオ「リアルをぶつけろ!ハッシュタグZ!」とbizbleがコラボ! 今回は「話題のあの人にリアルをぶつけろ!ハッシュタグ出演依頼!」のコーナーをお届けします。

ABCラジオ「リアルをぶつけろ!ハッシュタグZ」は毎週土曜22時~23時に放送中の、Z世代が自分たちの目線で物事を深掘りし、それぞれのテーマについて討論する番組です。

8月28日放送回の「出演依頼のコーナー」には、『こども六法』の作者である教育研究者・山崎聡一郎さんが出演。

出演者の田中雅功さん(19)、髙田彪我さん(19)、めがねさん(22)の3人と、学校でのいじめ問題について語り合いました。

 

出演者

※以下、いずれも敬称略

田中雅功(たなか・がく)

2002年生まれ。東京都出身。フォークデュオ「さくらしめじ」としてアーティスト活動の他、小説家としても活動中。

髙田彪我(たかだ・ひょうが)

2001年生まれ。東京都出身。フォークデュオ「さくらしめじ」としてアーティスト活動の他、俳優としてNHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」などに出演。

めがね

1999年生まれ。大阪府出身のYouTuber・女優・タレント。YouTubeチャンネルの登録者数は34万人を超える。YouTubeだけではなく、映画やドラマなどにも出演し、活動の幅を広げている。

 

教育研究者って何をする仕事?

田中雅功(以下、がっくん)
「山崎さんは教育研究者でありながら、聞いたところによるとミュージカル俳優でもあると」

山崎聡一郎(以下、山崎)
「そうです」

めがね
「ええーっ! どの二足のわらじですか」

がっくん
「いや、二足どころじゃないですよ、実は。写真もやられてたり」

めがね
「3!? すげっ。すごー」

がっくん
「そもそもなんですけど、教育研究者というのはどういったものなんですか?」

(右奥から時計回りに)高田彪我さん、めがねさん、田中雅功さん、山崎聡一郎さん
(右奥から時計回りに)高田彪我さん、めがねさん、田中雅功さん、山崎聡一郎さん

山崎
「普通だったら教育研究者は「○○大学教授」みたいな人なんですよね。僕の場合は特定の大学で先生をやっているわけではないので。一応研究だけしてますよということで、この肩書を名乗ってはいますけど、要はそれでお金をもらっているわけじゃないので…ニートですね(笑)」

髙田彪我(以下、ひょうが)
「ええーっ!?」

めがね
「え、というと、どういう活動をなさっているんですか? 教育研究者としては?」

山崎
「もちろん研究はしていますし、研究でまとめた内容を学会とかで発表したり、あるいは本を書いて出したりとか、講演会や教員研修、学校の先生に学校でこういう問題が起きたらこうしましょうね~みたいなことを研究の成果を元に話したり。そういうことを仕事にしています」

ひょうが
「学校の先生の先生。ということですよね」

山崎
「そうですね」

めがね
「そのあとも深く聞いていきたいんですけど、元々ミュージカル俳優だったのも聞いたんですけど、そこから研究者になる道というか、そのルーツみたいなものはどこにあるんですか?」

山崎
「元々研究者を目指してたんですけど、大学を4年間で卒業して大学院に進学したタイミングで、大学で合唱をずっとやっていたんですが、ミュージカルが好きで、学校でミュージカルをやりたいということをやり残したんですね。そこで、大学院に入ったタイミングで、自分がやりたかったディズニーの「ノートルダムの鐘」という作品のオーディションをちょうど劇団四季がやっていて、受けたら…」

がっくん
「まさか……!」

山崎
「受かったんですよ」

がっくん
「さすが! すご!」

山崎
「なので、大学院に通いながら劇団四季に出てました」

 

いじめ問題、どうしたら解決できる?

がっくん
「ええと、教育研究自体は、いじめ問題に関する研究をされているということで」

山崎
「そうです。「法律を子どもたちに教えるという教育をやろう」ということを法務省が中心になってやっているんですが、大学生の頃から一貫して、これをいじめ問題の解決とドッキングできるんじゃないかなという研究をしているんですよ」 

めがね
「なんか、全然距離感違いそうですけどね…難しすぎません? 法律って。理解できるんですか?」

山崎
「なので…、実はこれは僕の原体験で、小学生のときにいじめの被害に遭ってたんですよ。で、中学校に進学して、図書館で法律の本を読んだときに、「これをいじめられてた頃に知っておきたかった!」っていう風に強烈に思ったことがあって」

めがね
「へー! どうして? 私もいじめられてたことがあるんですけど、法律がどうやって関わってくるの? って思っちゃうし、まずその本を読んだとしても理解が追いつかないというか。

小学生が自分の中に落とし込めないと思うんですよ。それは悪いことだよと言われても、なんとなく学校とかも「いじめはダメだよね」ってことは教えてくれるけど、「じゃあ何がダメなの?」みたいな道徳心的な問題になってくるじゃないですか。「人の心を傷つけちゃダメだよね」とか」

山崎
「そうですね。心の教育とかを小学校とかではよくやるので、それでカバーできる…それでしかカバーできない領域もあるんですけど。

例えば僕が受けてたいじめって、殴られるとか蹴られるとか悪口を言われるとかだったので、それ犯罪になるよね? っていうレベルなんですよ。本当に犯罪になるかっていったらそんなに簡単じゃないんですけど、でも僕はそれで大人の……学校の先生とかに「いじめですよね、助けてください」って言っても全然助けてもらえなかったんですね。

で、「あ、大事(おおごと)にしたくないんだな、この人たち」とすごい思って。法律の話になると大事になるみたいなイメージはあるじゃないですか。だから、大事にするぞと言ったら動いてくれるんじゃないかという希望があったんですよ」

ひょうが
「なるほど、そこからつなげようという」

山崎
「そうですね。原点はそういうところにあったということですね」

がっくん
「法律もずっと元をたどっていけばモラルの話になってくるわけですもんね。「これをしたら嫌なことになるからやめようね」っていうのが法律…というすごく難しいものになっていっただけで。元を辿ればモラルとか倫理とかそういう考えにはなる。たぶん子どもがそれをわかりやすいようにしたっていうのが、今回紹介する本だったりするということなんですね」

山崎
「そうですね」

めがね
「具体的に研究っていうのはどういった研究をなさっているんですか?」

山崎
「例えば、去年の子どもが何月にどのくらい自殺しているとか、いじめの件数が増えたり減ったりしているっていう統計的な情報もありますし、あるいは子どもにインタビューしたりとか学校の先生にインタビューしたりして、口から出てくるしゃべりの情報っていうのは数字にならないじゃないですか。

でもこういう情報とかもやっぱり必要になってくるので、数字と、数字じゃない情報を掛け合わせて、いま学校の中ではこういうことが起きているんだなと。学校の中ではこういうことが求められているんだなと。それもこういう学校ではこうだけど、こういう学校ではこうだっていう風に比べていったりとか。どうやったらよくなるかな? と考えるのが研究ですね」

1 2

オフタイム

わたしのジョブチェンジ

ロングセラーの秘伝

リーダーの若手時代