【おすすめ本紹介】在宅HACKS!

【おすすめ本紹介】在宅HACKS!

オフタイム

本の要約サービス「flier(フライヤー)」とbizbleがコラボ。日々の生活が豊かになるような、ビジネスパーソンにおすすめの本を紹介します。

レビュー

「このタイミングで出会えて良かった」と思う一冊である。本書では、在宅勤務で仕事に集中し、高いパフォーマンスを出すためのハックが科学的根拠をもとに解説されている。在宅勤務歴が長い著者の経験に裏打ちされたハックであるため、説得力は抜群だ。
本書を読めば、在宅勤務で成果を出すために重要なのは、「ちょっとした環境構築の工夫」であることがわかるだろう。自分の意志ややる気に頼るのではなく、集中できる環境を構築することこそが重要なのだ。本書に載っていたハックの中には、すでに要約者が実行しているものもあった。たとえば在宅勤務でも服は外出用の服装に着替えること。
着替えによってオン・オフの切り替えができ、メリハリがつくというわけだ。一方で、本書で新たに知ったハックも早速取り入れた。そのひとつが、25分集中して5分休むというポモドーロ・テクニックだ。これは、締め切り効果を使って自分の潜在意識に働きかけ、集中力を発動させる効果があるという。
物置に放置していたスマートウォッチを引っ張り出し、タイマー代わりに腕に装着。25分ごとに締め切りを設けて仕事をしてみた。結果、俄然集中力が増し、なんと生産性は1.5倍になった。小さな工夫だがその効果は甚大であった。在宅勤務で仕事に集中できないでいる人には、ぜひ一読をおすすめする。

要点

ほどよい刺激を受けて集中するには、「ゆらぎ」がキーワードになる。水の流れる音や波の音、暖炉の炎の揺れなどがこれに該当する。水槽や観葉植物もおすすめだ。

フロー状態に入るには、時間的制約の中に身を置くのが効果的だ。午後3時に休憩すると決めて、食後の中だるみを最小限に抑えよう。

在宅勤務では、相手がいつ仕事をしているかはわからない。やり取りを周りの人に共有するためにも、電話ではなくチャットで連絡すべきだ。

著者情報

小山龍介(こやま りゅうすけ)
株式会社ブルームコンセプト代表取締役・コンセプトクリエイター
1975年福岡県生まれ。AB型。京都大学文学部哲学科美学美術史卒業。大手広告代理店勤務を経て、米国MBAを取得。その後、松竹株式会社新規事業プロデューサーとして歌舞伎をテーマに新規事業を立ち上げた。2010年、株式会社ブルームコンセプトを設立し、現職。名古屋商科大学大学院准教授(ビジネスモデル論)、(社)ビジネスモデルイノベーション協会アドバイザー、(社)日本能楽謡隊協会理事、(社)きりぶえ監事、日本ビジネスモデル学会プリンシパル。京都芸術大学MFA(芸術学修士)。現在、京都芸術大学博士課程在籍。宝生流シテ方能楽師の佐野登に師事し、2015年『土蜘』を演能。著書に『IDEA HACKS!』(東洋経済新報社)をはじめとするハックシリーズ、訳書に『ビジネスモデル・ジェネレーション』(翔泳社)等がある。

出版社

東洋経済新報社

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